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2026年09月3日  お知らせ

[プレスリリース]Vieureka、経済産業省の委託事業を受託

~ 介護業界特化エッジVLMとケアAIエージェントの社会実装を推進 ~

Vieureka株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:宮﨑 秋弘、以下「Vieureka」)は、経済産業省の委託事業「令和8年度科学技術イノベーション創造推進委託費(介護業界特化エッジVLMによる自動記録およびケアAIエージェントの社会実装に関する研究開発事業)」を受託しました。

本事業は、内閣府が実施する「研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)」の1つとして実施されるものです。

人材不足が深刻化する介護現場において、経験や勘に頼らず、介護サービス利用者(以下、利用者)一人ひとりの状態を継続的に把握し、寄り添ったケアを続けられる環境を整える仕組みの社会実装を目指します。Vieurekaは、介護業界特化エッジVLM(Vision Language Model:画像や映像の内容を理解し、言語化できるAIモデル)による自動記録機能、介護現場データを蓄積・活用するデータベース、ならびに介護職員等にケアアクションを提案するケアAIエージェントの開発・実証に取り組みます。

背景:2040年の介護人材不足と、ケアの質維持に向けた課題

日本では少子高齢化が急速に進行しており、2040年には65歳以上人口が総人口の約35%に達すると見込まれています。また、介護需要の増加に伴い、2040年には約57万人の介護人材が不足すると推計されています。こうした状況を受け、介護現場では見守りシステムや介護記録システムなどの介護テクノロジー導入が進んでいます。

一方で、介護人材不足が深刻化するなか、介護現場では限られた人員でケアの質を維持することが求められています。また、経験の浅い介護職員を含む多様な人材が介護現場を支える環境においても、利用者一人ひとりの違いや日々の変化を継続的に把握し、寄り添ったケアを提供できる仕組みづくりが重要になっています。

本事業で取り組む内容

本事業では、介護現場に特化したエッジVLMによる自動記録とケアAIエージェントの開発・社会実装を通じて、「介護の質の向上」と「業務効率化」の両立を目指します。利用者一人ひとりの生活の様子や日々の変化を継続的に記録・分析し、その結果をケアの実践につなげることで、効率化だけでは実現できない個々の状況や生活の文脈を可視化し、より質の高いケアの実践を支援します。さらに、人の経験や勘に依存しがちだった介護現場において、AIによる継続的な観察・分析を活用することで、OODAループ(観察・判断・決定・実行による継続的改善)が機能する科学的介護の実現に貢献します。

  1. 介護業界特化エッジVLMによる自動記録機能の開発
    居室等に設置されたカメラから取得される映像・画像から、「車椅子に座っている」、「歩行介助をしている」など、利用者の日々の状態や活動を自動で記録する機能を開発します。
  2. 介護現場データを活用するデータベースの構築
    エッジVLMによる自動記録に加え、介護記録システム等の情報と連携し、観察結果をケアの実践に活用するためのデータベースを構築します。
  3. ケアAIエージェントの開発
    蓄積されたデータを分析し、介護職員に対してケアアクションの提案を行うAIエージェントを開発します。
  4. 社会実装
    社会実装に向け、現場視点を十分に取り込んだ実証実験を通じて、技術的な有効性だけでなく、現場での使いやすさ、利用定着施策、運用上の課題を検証します。

「見るAI」から「現場を理解し考えるAI」へ

Vieurekaはこれまで、AIカメラとIoTプラットフォームを活用した見守りソリューションを介護施設へ提供し、累計5,000床(室)以上で運用されるなど、介護現場の安全性向上と業務効率化を支援してきました。また、1万台規模のIoTデバイス運用を支える実績を有しています。 

本事業では、こうした見守り技術をさらに発展させ、AIが利用者の日々の状態変化を観察・分析し、その結果を介護職員へのケア提案や意思決定支援につなげることを目指します。AIに任せられる観察・記録・分析業務をAIが担い、人は人にしかできない介護・支援・コミュニケーションに集中できる環境の実現に取り組みます。

代表コメント:Vieureka株式会社 代表取締役社長 宮﨑 秋弘

このたび、内閣府BRIDGEの1つである経済産業省の委託事業を受託し、介護業界特化エッジVLMとケアAIエージェントの社会実装に取り組む機会をいただきましたことを、大変光栄に思います。

介護業界では、今後さらに深刻化する人材不足への対応と、利用者一人ひとりに寄り添ったケアの実現という、一見すると相反する課題に直面しています。私たちは、この課題を解決するためには、人が担うべき仕事とAIが担うべき仕事を再定義し、人とAIが協働する新しい介護のあり方を創り上げる必要があると考えています。

本事業では、介護現場に特化したエッジVLMによる自動記録とケアAIエージェントを開発し、介護職員が記録業務や情報収集に費やす時間を削減するだけでなく、より質の高いケアや利用者とのコミュニケーションに集中できる環境づくりに挑戦します。

本事業を通じて、日本の介護現場が抱える課題解決に取り組むとともに、人とAIが共存する新しい介護産業の実現を目指し、将来的には世界の高齢化社会に貢献できるソリューションへ発展させてまいります。

Vieureka株式会社について

Vieureka株式会社は、パナソニック ホールディングス株式会社、株式会社JVCケンウッド、WiL, LLCの3社の出資により、2022年7月にパナソニック ホールディングス株式会社からカーブアウトして設立されました。「世界の今をデータ化する新たな社会インフラを創造」をミッションに掲げ、開発・導入・運用のハードルを下げるプラットフォームを通じて、エッジAIの社会実装を先導しています。

  • 会社名:Vieureka株式会社
  • 代表者:代表取締役社長 宮﨑 秋弘
  • 所在地:大阪府大阪市
  • 事業内容:IoT機器及びソフトウェアに関するプラットフォーム事業並びにサービス事業
  • Webサイト:https://www.vieureka.com/

本件に関するお問い合わせ

Vieureka株式会社
お問い合わせフォーム:https://www.vieureka.com/contact/

Vieureka株式会社のプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/105756