Vieurekaカメラ

エッジデバイス「Vieurekaカメラ」とは

エッジデバイス
Vieurekaカメラ

VieurekaカメラはVieureka プラットフォーム対応のAIカメラです。Vieurekaカメラは高性能なCPUを内蔵し、画像解析アプリをクラウドからデプロイさせることができます。
カメラとアプリはクラウド上のVieureka Managerから定常的に制御・状態管理されます。
カメラ内で画像解析を行うことで現場にパソコンを置くことなく、クラウドへ大容量の映像データを送信することなく、サービスを構築することができます。
またサービス導入後に、遠隔からアプリをアップデートして、導入時よりもサービスの利用価値を高めることができます。

Vieurekaカメラをクラウドで遠隔・管理

Vieurekaカメラ

4つの特徴

カメラ本体で画像解析処理

1.カメラ本体で画像解析処理

本体に搭載した高性能CPUにより、インストールされたアプリの画像解析処理をカメラ本体で実行するため、別途でパソコンを準備する必要がありません。
システムを容易に導入することができます。

遠隔操作でアプリの入替え、アップデート

2.遠隔操作でアプリの入替え、アップデート

Vieureka Managerを利用して、アプリのインストール/アンインストールや、アップデートを遠隔から実行できます。
1台のカメラを目的に応じて様々な用途で利用することも可能です。

3.USB インターフェイスを利用した拡張性

3.USB インターフェイスを利用した拡張性

各種センサーや通信機器をカメラに接続して連携させることにより、活用シーンや活用方法が広がります。
LTE通信ドングルを接続すれば、設置導入時に煩雑なネットワーク設定を行うことなく、容易に解析データを収集できます。

4.設置場所を選ばないデザイン

4.設置場所を選ばないデザイン

防犯カメラのような威圧感を与えない、設置先の空間に馴染みやすく導入しやすいデザインです。

VRK-C301主な特長

高性能CPUを搭載したパフォーマンスモデル

ハードウェア性能の進化により、高度な画像解析技術を利用したサービスを実現できます。

充実した開発環境(SDK)

画像解析・ディープラーニング用ソフトウェアライブラリとしてOpenCV、OpenCL、Amazon SageMaker Neo、TensorFlow Liteを標準搭載しており、アプリをより容易に開発できます。開発言語にはC/C++, Pythonが利用できます。また、AWS IoT Greengrass v1にも対応しています。

Amazon Kinesis Video Streamsをサポート

カメラ映像をAWSへ簡単かつ安全にストリーミングし、保存できます。保存された映像データはAWSの他のサービスからの利用ができ、特にディープラーニングに効果的な学習環境の構築が可能です。

設置バリエーションを拡大

望遠レンズモデルの追加、画像ローテーション機能(90度回転)により、目的に合わせて最適な設置方法をご提案できます。

デザイン

多様な設置シーンを想定し、より目立ちにくい無彩色のデザインへ進化しています。

インタフェースと機能
(VRK-C301)

Vieureka Manager Marketplace トライアル版

録画機能

microSDカードへ記録することができます。

外部機器接続

USB インターフェイスに各種機器を接続して機能を拡張できます。
例えば、LTE通信ドングルを接続して無線通信に対応したり、各種センサーを接続して外部機器のセンシングデータを取り込んだりすることができるようになります。

設置性

天井吊り下げ

天井吊り下げ

卓上設置

卓上設置

壁面設置

壁面設置

磁石を利用して工事不要の簡単設置にも対応

フィクサーなどの取付治具を用いた天井からの吊り下げ設置、天井や壁へねじ止め固定ができます。また、磁石を利用した工事不要の簡易設置により、展示会や実証実験のような短期利用の用途にも容易に導入可能です。

屋外設置用ハウジング
(VRK-C301専用)

※左右の写真で一部外観の仕様が異なっています

Vieurekaカメラは屋外用途に適しています。カメラ内の画像解析処理により通信量を減らし、LTE通信(※)に対応しているため、屋内からLANケーブルを引き回す必要はなく、電源を接続するだけで簡単に解析データをクラウドに上げることができます。
屋外でご活用いただくためのVRK-C301専用のハウジングをご用意しています。LTE通信ドングルも内蔵できるカメラBOXと電源BOXの二体型のハウジングになります。屋外での交通量調査などに役立ちます。

  • LTE通信ドングル接続時
幅x高さx厚み カメラBOX:150 × 150 × 100mm
電源ボックス:150 × 150 × 75mm
  • ともに突起部除く
質量 カメラBOX:約1,450g
電源ボックス:約750g
  • ともに実測値
  • カメラBOXはVRK-C301、LTE通信ドングルを含む重さ
質量 ABS樹脂、カメラBOXの窓部分はPET
カメラBOX−電源BOX間の管はPF管
PF管の長さ 3m
電源ケーブル 10m
電源 AC100V
冷却方式 カメラBOXに冷却用ファンを内蔵

仕様表

VRK-C301

VRK-C301

VRK-C201

VRK-C201
カメラ 1920×1080 (1080p)30fps(最大) 1920×1080 (1080p)30fps(最大)
レンズ 広角モデル: 対角124°
望遠モデル: 対角61°
対角137°
CPU/GPU ARM Cortex-A72 x 2 @1.8GHz
+ Cortex-A53 x 4 @1.4GHz
ARM Mali T860MP4
ARM Cortex-A9 x 4 @1.0GHz​
メモリ ROM: 8GB, RAM: 2GB ROM: 4GB, RAM: 512MB
マイク 無指向性コンデンサマイク 無指向性コンデンサマイク
夜間照明 IR-LED内蔵 IR-LED内蔵
Ethernet 10BASE-T/100BASE-TX 10BASE-T/100BASE-TX
USB USB3.0 Type-A USB2.0 Type-A
SDカード microSDHC対応 microSDHC対応
電源入力 PoE+給電(IEEE802.3at準拠)またはDC 5V/最大3.2A(16W)(φ5.5/2.1mm)
  • IR-LED、USB給電 未使用時 約1.8A(9W)(起動中の消費電力はこれを上回ることがあります)
PoE給電(IEEE802.3af準拠)またはDC 5V/最大2.6A(13W)(φ5.5/2.5mm)​
  • IR-LED、USB給電 未使用時 約1.6A(8W)(起動中の消費電力はこれを上回ることがあります)
幅x高さx厚み 87 × 87 × 35.6 mm (突起部除く) 93 × 75 × 30 mm (突起部除く)
質量 約285g 約190g
画像ローテーション機能
Vieureka PF対応
Python対応
AWS IoT Greengrass v1対応

ソフトウェアライブラリ

主なソフトウェアライブラリ一覧

  • Python v3
  • OpenCV v3
  • OpenCL v1.2
  • Amazon SageMaker Neo
  • TensorFlow Lite v2

CASE STUDY導入事例

プラットフォームサービスの

サービス・機能

Vieureka Manager

Vieureka Manager

Vieureka Managerは、Vieurekaカメラを遠隔から保守・管理するためのSaaSです。
パートナーが管理する各現場のカメラと、カメラ内の画像解析アプリを個別に制御することができます。

Vieurekaカメラ

Vieurekaカメラ

VieurekaカメラはVieurekaプラットフォーム対応のAIカメラです。
Vieurekaカメラは高性能なCPUを内蔵し、画像解析アプリをクラウドからデプロイさせることができます。

SDK

SDK

Vieurekaカメラで動作するアプリを効率的に開発するためのツールです。
このSDKを利用することでカメラ画像を利用する画像解析アプリを、C/C++もしくはPythonを使って開発することが可能になります。

スターターキット

スターターキット

お客様のニーズに合わせた様々な画像解析アプリを自社開発が容易にできる環境の実現をします。