カメラとしての基本機能の開発は不要です
Vieurekaプラットフォーム対応AIカメラは、ネットワーク設定、画質設定などのハードウェアとしての基本機能を搭載しており、開発者はアプリのみ開発すればOKです。
SDKを提供していますので、お作法に則ってプログラミングするだけでアプリを開発できます。
※カメラ機能を搭載していないシングルボードコンピュータも含む
将来、多くのIoT機器が用いられ、サイバーフィジカルな世界が広がります。それにより、今まで取得できなかった情報をデータ化して取得、活用し、人々の暮らしはどんどん進化していくでしょう。この世界を実現するためには、「画像解析」「分散処理」「個別管理」の3つの要素が不可欠であり、Vieureka プラットフォームは、この3つの要素を実現するためのプラットフォームです。
きたるサイバーフィジカルシステムが当たり前な世界に向けて、
われわれはパートナーとの共創により、
IoTサービスを社会実装し、生み続け、進化させ続けるIoTプラットフォームを目指します。
IoTから生み出されたデータを基に、社会問題の解決を図っていきます。
高度な画像解析により、
意味のあるデータに変換。
CPU内蔵のAIカメラで、画像解析を行い、
解析結果をクラウドと分散処理することで
コストと性能を両立します。
顧客、現場ごとのカメラの状態管理、
アプリのアップデート、
実行制御をクラウドから一元管理。
一昔前は、IPカメラとそのカメラ映像を取り込んでAI処理する小型PC(AI BOX、画像認識BOX、エッジBOXなどと呼ばれる)のセットを指すことが多くありました。
近年は、現場にあるIoT機器とそれをクラウドから遠隔管理する仕組みをひっくるめてIoTシステムが成り立つと考えられています。
その理由は、現場のIoT機器の状態管理やアップデートを遠隔からできないと運用・保守が難しいため、他の現場への大規模展開ができず実証実験で終わってしまうという課題が顕在化してきたからです。
開発から運用まで、サービスの質を向上させるとともに、業務コストを削減し、新たな価値を生むための時間を生み出します。
Vieurekaプラットフォーム対応AIカメラは、ネットワーク設定、画質設定などのハードウェアとしての基本機能を搭載しており、開発者はアプリのみ開発すればOKです。
SDKを提供していますので、お作法に則ってプログラミングするだけでアプリを開発できます。
組み込み機器でライブラリを動かしたくても、ターゲットとなる機器向けに実行可能なコードを生成するクロスコンパイルで躓く方が多いのではないでしょうか。
Vieurekaではpython、OpenCV、TensorFlow Liteなど画像認識やディープラーニングに必要なソフトライブラリ(クロスコンパイル済み)を標準提供しています。
実証フェーズではアプリの品質や精度が不安定で、遠隔地へ何度も足を運んだといった経験はありませんか。
加えて、お客様の稼働時間内・営業時間内は検証環境への立入りが難しいといったケースも多いです。
Vieureka Managerを使うと遠隔からカメラの状態確認や操作、デバッグログ・CPU/メモリ使用率の収集ができ、まるでカメラの横に座っているかのように実証を進めることができます。
実証ではデータの可視化も悩みの種です。テキストでログ出力するのは簡単ですが、リアルタイムにグラフで可視化するシステムを構築するのは手間がかかります。
Vieureka Manager QuickDataという機能を使うと、カメラが送信するデータをVieureka Manager上でグラフ表示し、データをすぐに目で見て確かめることができます。
お客様自身でクラウド側の開発を行う必要がなくなります。
機器が多い=機器コストが高い、です。画像認識処理用のエッジサーバがある構成では、カメラ、バックヤードの空間、ラック、エッジサーバ、モニタ、キーボード・マウス・ハブ・多数のケーブルに加えてネットワーク工事のコストが必要になります。
一方でVieurekaは、カメラ内で画像認識処理が完結するので、カメラとLTE対応USBドングルとACアダプタのみです。
Vieurekaでは機器コストは5分の1になり、ネットワーク工事のコストは0円になります(※)。
機器が多い=手間がかかる、です。画像認識処理用のエッジサーバがある構成では、多数の機器のチェックリスト作成、荷造り・荷解き、設置、セットアップ、機器間の動作確認、といった作業が必要になります。
一方で、Vieurekaの構成では機器が少ないのでチェックや荷造り・荷解きも楽です。カメラを取り付けて電源を入れれば設置は完了です。
一般的にIoTや画像認識を活用したシステムは難易度が高いため、設置・調整のために普段は開発業務を行う技術者が自ら現地へ出向くことが多くなる点が課題になります。
Vieureka Managerを使うとオフィスにいながら現場の映像を確認し、各種調整ができるため、技術者を派遣する必要が無くなります。
出張コストを抑え、スキルの高い技術者は新たな価値の開発に集中できます。
知らぬ間にシステム異常が起きてデータが取得できておらず、お客様に迷惑をかけた経験をお持ちですよね。
急遽アポを取り、技術者が訪問して、お客様がイライラしながら後ろに立っている中での障害対応は悲惨です。
Vieurekaでは、Vieureka Managerを使ってデバイスを24時間監視し、エラー通知を受け取ることができるので、お客様より先に障害を発見できます。
障害発生時は、オフィスからログを取得し、複数人の技術者でディスカッションしながら落ち着いて解析や事後対応を検討でき、お客様へのアフターフォローの質を向上できます。
導入したサービスがその後放置状態……、といった状況に陥っていませんか。
お客様が求めている価値を提供し続けていくためには、継続的改善が不可欠です。
Vieureka Managerがあれば、遠隔からカメラのファームウェアやカメラ内で動作する画像解析アプリをアップデートすることができるため、手間なくサービスを進化させることができます。
現場に立ち入らないのでお客様に負担をかけることもありません。
Vieurekaプラットフォームにより構築されるサービスは、エッジ側の「AIカメラ」「画像解析アプリ」、クラウド側の「Vieureka Manager」「アプリサービス」の4つのブロックからなります。
Vieureka ManagerおよびVieurekaカメラ(Vieurekaプラットフォーム対応のAIカメラ)は当社が提供します。
パートナー様に画像解析アプリ、アプリサービスを開発・提供していただくことにより、多様なサービスをエンドユーザー様に提供します。
またプラットフォームの更なる強化のため、ハードウェアパートナー様を募集し、Vieurekaプラットフォーム対応ハードウェアのラインナップを拡充していきます。
詳しくはパートナープログラムをご覧ください。
Vieureka Managerは、Vieurekaカメラを遠隔から保守・管理するためのSaaSです。
パートナーが管理する各現場のカメラと、カメラ内の画像解析アプリを個別に制御することができます。
VieurekaカメラはVieurekaプラットフォーム対応のAIカメラです。
Vieurekaカメラは高性能なCPUを内蔵し、画像解析アプリをクラウドからデプロイさせることができます。
Vieurekaカメラで動作するアプリを効率的に開発するためのツールです。
このSDKを利用することでカメラ画像を利用する画像解析アプリを、C/C++もしくはPythonを使って開発することが可能になります。