現場の人手不足が叫ばれるなか、豊かな社会を維持し、発展させていくには、労働生産性向上という喫緊の課題から目を背けることはできません。 この課題解決に寄与するのが人に代わって働くエッジAIだと確信し、「世界の今をデータ化する新たな社会インフラを創造」をミッションに掲げ、開発・導入・運用などのハードルを下げるプラットフォーム提供によってエッジAIの社会実装を先導してきました。 他方で、世界の現場ごとに存在する多様な課題に向き合うには、パートナー企業様との共創も不可欠です。当社はお客様・パートナー企業様にとって代えがたいエッジAIプラットフォームを創造し続け、さらなる共創を推し進めることで、ありたい未来を実現して参ります。
Vieurekaプロジェクトはパナソニックの研究開発部門にて10年ほど前に発足しました。 数名の研究者で、「IPカメラに関する次の何か」を模索しており、当然、Vieurekaという名前もありませんでした。当時は、IPカメラ+画像処理のためのボードの試作品やクラウドの機能を作っては捨てを繰り返しプロジェクトの方向性を模索する日々でした。 この頃は研究者のみの集まりでしたので、新しい技術やハードウェアを作ることが新規事業の取り組みである、という程度の課題感だったかなと思います。 まだまだ研究開発フェーズでした。
転機となったのは2017年頃です。機器内部で画像認識が可能なAIカメラ VRK-C201の商用化に成功し、クラウドベースの遠隔管理基盤Vieureka Managerの形ができ、”Vieureka” の商標登録が完了しました(当たり前のことですが、命名って大事ですね)。研究開発部門の実証実験ではなく、サービスとしてのご提案ができる礎を築くことができました。 ようやく事業開発フェーズです。
その中で、プロジェクトの方向性をIoTプラットフォーム(AIカメラと遠隔管理基盤のVieureka Managerとツール群)の提供と店舗向けサービスの提供の2軸に定め、前者については2019年頃からパートナープログラムを立上げ、パートナー共創によってIoTサービスを実現しています。後者については社内外の販売パートナー様の多大なるご協力を得ながら導入数を増やしています。
そして、2022年7月にカーブアウトを行いVieureka株式会社として出発しました。強力なメンバーの参画により事業拡大を進め、世の中にお役立ちできるよう邁進してまいります。
会社名 | Vieureka株式会社 |
---|---|
所在地 |
大阪オフィス(本社) 東京オフィス |
代表者 | 宮﨑 秋弘 |
資本金 | 1億円 |
事業内容 | IoTマネジメントインフラサービスの提供、ソフトウェア開発 |
主要取引金融機関 | 三井住友銀行 |
取引先企業 | パナソニックグループ、JVCケンウッドグループ |
2022年7月 | パナソニック ホールディングス株式会社からの事業譲渡により、Vieureka事業の営業を開始 |
---|