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2021年09月2日

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[来客分析サービス]社会実験での導入事例

Vieurekaチーム

来客分析サービスは店舗に限らず多岐にわたってご利用いただいております。
今回は社会実験での導入事例をご紹介致します。

ある施設では、今まで人を集める・交わることを重視されていましたが、コロナ禍を受けて、一か所に人を集めるだけでなく、施設外にある空きスペースを有効活用し人を分散する持続可能なサービスや仕組みの構築に取り組んでいらっしゃいます。
社会実験では場所とコンテンツの出会い方をデザインする趣旨で、利用者層が異なる3つの施設にそれぞれターゲットに合わせた造作物を設置して、利用者の属性情報や利用時間帯のデータを収集し、新たな仕組みづくりやマーケットニーズを検証するために本サービスを導入いただきました。

実証期間は1ヶ月間であることから、当社サービスの特徴の一つであるネットワーク構築が不要(LTE対応USBドングルを挿入するだけ)で設置が容易であることや、マスク装着時でも属性推定できることが導入のポイントとなっております。

それぞれの場所での利用者の年齢別のグラフです。

設置場所A
ターゲット:社会人・高齢者
傾向:20代~40代の比率が高く、60代以上の比率も他の場所と比較して高い。
   ターゲット層が利用している。

設置場所B
ターゲット:中高生
傾向:10代よりも、20代~40代の比率が高い。
   ターゲット層の利用は少なく、設置場所やターゲットの変更が必要である。

設置場所C
ターゲット:ファミリー
傾向:30代の比率が最も高く、10代~20代の比率も高い。
   ターゲット層だけに限らず主に若年層に利用されている。

年齢データ以外にも利用人数や滞在時間のデータも含めて分析いただいており、社会実験での効果測定のツールとして活用いただいております。

今回のように1週間~1ヶ月間といった短期間で実施することが多い社会実験では、設置はなるべく簡単にできることが必須条件の一つになります。本サービスでは電源さえ確保できればカメラを設置するだけで簡単にサービスを開始することができるため、このような短期利用や簡易設置シーンとの相性も非常に良いです。

ご要望に対して真摯に検討・対応させていただきますので、まずは相談からでもお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。